こんにちは。
ばしおです
私は25歳を過ぎたあたりから、生理が辛くなりました。
なので、生理休暇を割と毎月のように取ることになってしまいます。
今回はそんな生理休暇をにまつわるトラブルのお話です。
因みに、一部上場している大手コールセンターの人事労務部で働いていた頃のお話です。
忙しい月末月初に生理サイクルが重なるようになる
大手のコールセンターの人事労務の部署でアルバイトと派遣社員の勤怠管理や事務手続き社会保険業務の補佐などをしてました。
そこで働いてる時、給料締が月末月初なのですがその一番忙しい時期に生理サイクルが被ってしまいました。
そして、毎月最悪のタイミングで生理痛でお休みをとってしまうことに。。。
だからと言って、漢方治療が合わなかった。
体質的にピルは少し懸念点があり抵抗がある飲みたくなかった。
という個人的事情は一応、この部署に異動してすぐに女性の上司に話しておいた。
同僚達の反応
私が休む分は同僚に負担がかかります。しかも忙しい月末月初に。
不満に思うに決まってます。
同僚からの嫌われっぷりはこんな感じでした。
生理休暇を言いふらされる
人事の部署のため、他部署と関わることがよくある。
ある日、他部署の人から「昨日、生理痛だったんだって?大丈夫?」と心配される。
その部署の人は私が休みでもそんな関係はない人である。
わざわざ生理であることを言いふらされるのは、気持ち悪いと思ってしまった。
言うとしても体調不良とかで良くね?
と言うことで、このことがあってから生理休暇ではなく体調不良でお休みすると伝えていた。
メールが届く
そうこうしていると、ある日例の如くお生理痛でお休みした翌日、同僚のおばちゃんから面白いメールが届いた。
ムカつく
と一言、文字を大きくして書かれたものだ。
業務上協力したりとかそーゆーこともないしおばちゃんとの関係はそのままでも良いのだが、ここは人事労務部での出来事だ。
上司がどのように対応するのか非常に気になる。
折角の機会なので、少し事を大きくしてみようと思いこのメールを上司に転送しておいた。
上司の対応
当日メールの返事が来て上司は下記対応をしてくれた。
チーム内のメンバーにヒアリング
先ず、チーム内のメンバーに何があったかを全員にヒアリングしてもいいかと尋ねてきたので了承。
全員へのヒアリングが終わってから対応について私と話し合いたいとのことだった。
生理休暇を言いふらしてたやつはウキウキしながら2日間連続で上司の部屋に篭っていた。
さぞ、偉い人に私の悪口が言えて楽しかったのであろう。
ニヤニヤしながら他の人と私の今後についてコソコソ話をしてた。わざと聞こえる場所で。
ヒアリング結果をもとに私と話し合い
今回の件についてヒアリングを終えて上司から2パターンの提案があった。
パターン1:おばちゃんを他部署に飛ばして私の時給は下げる。
おばちゃんに今回のメールは絶対にしてはいけない行為であり、私の気持ち次第で処遇を決めるので最悪、クビが飛ぶ可能性があると言うのも説明してるとのこと。
そして、私は体調不良については仕方ないが職務遂行能力の評価として給料を下げざるを得ないとの説明。
パターン2:おばちゃんは現部署のままで私が他部署に異動する
この部署にいる場合給料が下がるので、あなたが異動するのも可能。
なんせここは人事労務部署なので都合の良い異動先は手配できるとのこと。
そして、給料を上げるには転職するのが早いとやたらと言われる。
上司の対応を受けて
まずは、体調不良について説明
先ずは、体調不良については生理休暇であったことと生理休暇を取ると言いふらされるため体調不良の申告をしていたことを説明した。
気持ちの悪いというか、セクハラまがいの行為をされていたということは理解してもらえた。
人事労務部門なので話が早い。
但し、職務遂行能力の評価として給料を下げざるという見解は変わらないそうだ。
因みに、ネットで調べると弁護士さんの見解では生理休暇を理由に人事評価を下げたり処分をするのは法律違反ということだ。
生理休暇(第 68 条)
生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求した場合には、その者を生理日に就業させることはできません。
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生理休暇を取ったことを理由に人事評価を下げたり、懲戒処分をしたりするのは法律違反です。
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000807610.pdf
周りに迷惑をかけてしまっている自覚はあるので、ここで争うのも微妙だなという気持ちがある。
が、こんなことでお給料を下げられる必要はないはず。
今まで頑張ってきた評価で今のお給料まで上げがったのだから、この部分については私は自分の絶対味方でいようと誓った。
一応、それとなく上司のミスを指摘しておく
おばちゃんに今回のメールは絶対にしてはいけない行為であり、私の気持ち次第で処遇を決めるので最悪、クビが飛ぶ可能性があると言うのも説明してるとのこと。
おばちゃんに私の気持ち次第で処遇を決めると説明しちゃったら、
おばちゃん飛ばした時に私が逆恨みされちゃうリスクありませんか?
・・・
この部署で何年も労務トラブルの対応をしてるはずなんだけども、この対応でさらにトラブル大きくしかねない。うっかりミスだと思う。
指摘したら何にも言えなくなっていた。
即時で回答するのは危険と判断して一旦持ち帰る
とりあえず、上司は面倒だからおばちゃんと私共々部署から出したいと考えているだろう。
異動先を探すと言っても、給料の低くなる部署への異動になるリスクもある。というか、今の私のお給料からするとその可能性の方が高い。
即時で回答するのは危険と判断して一旦この話は持ち帰ることにした。
最終決着
下準備
まず、ここの部署に戻ってお給料が下がるとしたらどれぐらいが妥当なのか、私は偶然にも部署内のアルバイト全員のお給料も見れる権限を与えられていたので人事システムで部署内のお給料を見てみた。
私や同僚よりも断然給料が高い新人がいることに気づく。
その子は半年前に他部署の面接にきたけど、上司がやたらと気に入って人事労務部に入社させた子だった。
この子と同じ業務につけばむしろワンチャンお給料を上げる交渉もできる。
その上、業務内容もずっと楽しそうだと思っていたチームだ。
という事で、部署内のみんなの時給をこっそりコピーしておいた。
上司に意向を伝える
おばちゃんの処分
逆恨みされても困るので(←次の交渉のためにこれ、大事)おばちゃんはそのままそっとしておくよう頼んだ。
また、このチームの人は不便なことがあっても考えることを放棄して成長しない傾向にある。
そんな中で、おばちゃんはやり方には問題があったが違うと思ったことに対して声を上げたり、何かしら行動ができる貴重な存在だと思うとを伝えた。
私の行き先
私は部署内の他のチームへ移ることを希望した。
この部署で働きたいが、おばちゃんと同じチームは厳しいと思う。
同じ空間で働くことにはなるがチームが違えば業務に支障は出ないのでそうして欲しい。
まずは、それだけを伝えて上司に調整してもらう。
お給料に関しては、まだ何も言わなかった。
お給料交渉
正式に希望したチームへの配属が決定し、部署内の皆に発表された。
そこで、先日ゲットしたアルバイトのお給料コピーを持っていき、
「お気に入りの子は全くの未経験入社でこのお給料なので、私もこのチームのスタートはこれで良いですね。」と確認をとった。
・・・わかりました。
その分のお仕事を期待してます。
という事で、無事お給料が上がり、仕事内容が今より楽しいチームへ移り、一番私にとって美味しい結末になりました。
ピンチはチャンスだ!
自分の味方でいれたことで冷静に対応が出来ました。
これが一番の勝因だったと思う。
自分の味方でいる。これが本当に大事。
そして、この次の年に新しい上司が入ってきて、きちんと評価してもらえて楽しくお仕事ができましたとさ。
と、いう事で最後まで読んで下さりありがとうございました。
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